趣味としての語学
2015年9月13日日曜日
わたしの言語観
「わたしの言語観」などというと大げさですが、個人的な言語観の変化について説明してみようと思います。
例えば、
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
という歌が百人一首にあります。
『ちはやふる』という漫画の元になった歌です。
この歌は、教科書的には、
神代の昔にも聞いたことがない。竜田川が紅葉を散り流して、水を紅葉のしぼり染めにしているなんていうことは。
という意味になります。(『ちはやと覚える百人一首』より)
昔の私だったら、意味がわかったら、それでよしとしました。
古文のテストで現代語訳ができたらよかったですから。
いまだったら、調べた方が理解が深まるかなとか、どうやったら使えるかなということを考えます。
たとえば、有吉保『百人一首』によると、業平の歌は「心あまりて、詞(ことば)たらず」の傾向があるが、「ちはやぶる 〜」の歌は「心詞かけたる所なき」とのこと。
花も実も両方兼ね備えた歌だったから、百人一首にも選ばれたのだそうです。
和歌の世界には、本歌取りの伝統があります。
先人の歌の語句や趣向を取り入れることです。
そのためには調べたり、覚えたりする必要があると思います。
和歌に限らず、アイデアを出すときもそうだし、自分ひとりで考えるときだって同じようなことだと思います。
勉強というのは、いまの自分を豊かにするためにするのだろうと、学業と遠く離れてから気がついたのでした。
2015年9月11日金曜日
音声から入る語学
大学生のとき以来、実に14年ぶりに語学を再開しました。
今回は欲張って、英語とドイツ語のNHKラジオ講座4つに挑戦です。
「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」「基礎英語1」「英語で読む村上春樹」「まいにちドイツ語」です。
ふ〜〜。
思わず空を見上げた写真をUP。。。
中学生レベルの教材でも、頭に心地よい疲れが・・・。
普段使っているのとは明らかに別の脳の部位を使っていますね。
学生時代はテキスト読解が中心でラジオ講座とかは全然使わなかったんですけど、
今回、とある思いつきから、音声を学習の中心に据えてみようと思っています。
とある思いつきについては、おいおい書いていく予定です。
学生時代はテキスト読解が中心でラジオ講座とかは全然使わなかったんですけど、
今回、とある思いつきから、音声を学習の中心に据えてみようと思っています。
とある思いつきについては、おいおい書いていく予定です。
これから、何かの役に立つ勉強としてではなく、
語学を楽しんでいこうと思っていますので、よろしくお願いします。
Ciao!
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